ばんびの読書ログ

これまで読んできた本を振り返り、読書記録を残します。

【仕事で悩んでいる人へ】キャリアブレイクで見直す仕事と人生の選択肢

ばんび

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こんにちは、ばんびです。


みなさんは、

「転職活動してみたけど何がやりたいかピンとこない」

「目の前の仕事に気力も体力も時間もすいとられて、新しいことを考える余裕なんてない」

「周りの友達は転職してキャリアアップしたり安定した大きな会社で充実してそうに見える」

と思ったことはありませんか?


働いている中で感じる違和感やモヤモヤに対して

「今の会社で働き続ける」「転職する」の2択で考えてしまっている方におすすめしたいのが


北野貴大さんの『仕事のモヤモヤに効くキャリアブレイクという選択肢 次決めずに辞めてもうまくいく人生戦略』です。


仕事のモヤモヤに効くキャリアブレイクという選択肢 次決めずに辞めてもうまくいく人生戦略 (角川書店単行本)
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僕はこれまで自分の仕事のやりがいを感じていないことに悩み、「このまま今の仕事を続けていって本当に良いのか?かといって、転職をするにも何が本当にやりたいことなのかが分からないから行動に移せない」と悩む日々が続いていました。


そんな中、たまたま立ち寄った書店でこの本に出会い、「キャリアブレイク」という第三の選択肢があるということを知り、心がスッと軽くなりました。


本書は「キャリアブレイク」という、あまり聞き慣れないけれど、じつは欧米では一般的な考え方をテーマにした一冊です。


キャリアブレイクとは、転職でも起業でもなく、“一時的に仕事から離れる”という選択。


これまで日本社会では「無職」や「空白期間」としてネガティブに見られがちだったこの時間を、「前向きな休止」と捉え直す提案が詰まっています。


全6章で構成されたこの本は、テーマごとに独立しているため、興味のある章から読み進めることができます。


たとえば、キャリアブレイクの基本を知りたいなら第1・2章、体験談を読みたいなら第3・4章、社会的な視点を持ちたいなら第5章がおすすめです。



特に印象に残ったのは、キャリアブレイクには「目的」や「スタイル」によって4つの型があるという分類です。

  • ライフ型:育児や介護など、ライフイベントに向き合うための選択

  • グッド型:心身を整え、自分らしい働き方を模索するための離職

  • センス型:目的ははっきりしないが、現状から離れたい気持ちが先行するケース

  • パワー型:自分の可能性に賭け、挑戦のために一歩踏み出す型


僕自身、どれに当てはまるだろうと考えながら読み進めたことで、自分の価値観が浮き彫りになったように感じました。


第2章では、「なぜあえて辞めたのか?」という問いに向き合った人々の声が紹介されています。


「このまま働き続けたら、自分のことを嫌いになりそうだった」

「私が私じゃなくなる気がした」

そんな切実な思いがリアルに伝わってきます。


キャリアブレイクは、「壊す(ブレイク)」という意味も含まれており、それまでの価値観を見直す機会になることもあるのだと気づかされました。


第3章以降では、キャリアブレイク後の選択肢も具体的に描かれており、復職・転職・独立という3つのパターンの再出発が紹介されます。


一方で、第4章ではキャリアブレイク中の「心の変化」が5段階に分けて描かれており、これはとてもリアルで興味深かったです。

  1. とにかく休む【解放期】

  2. 虚無感に悩む【虚無期】

  3. 本当の声に気づく【実は期】

  4. 社会との距離を再調整【現実期】

  5. 自分なりの意味づけを行う【接続期】

実際の声とともに、キャリアブレイクが「何もしない時間」ではなく、「何者かにならなくてもよい時間」であることが伝わってきます。

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さらに第5章では、企業側がキャリアブレイクをどう評価しているのか、人事担当者やエージェント、研究者などの声を紹介。


まだまだ理解が進んでいない現状はあるものの、「だからこそ説明責任を果たせば理解される余地もある」と勇気づけられました。


特に、

今までは離職や休職をキャリアのブランク、空白と呼ぶ人もいましたが、ライフキャリアと考えれば、人生に空白なんてない。今を生きている瞬間は全て大切で、手放したり、準備したりする期間も全てキャリアだ

という言葉は心に響きました。


最後の第6章では、「キャリアに正解はない」というメッセージが静かに胸に響きます。


本書を通じて、「レールから外れる」ことが怖くなくなり、むしろ自分の輪郭がくっきりしてくるような感覚を覚えました。


この本は、現代の働き方に疑問を感じているすべての人に手に取ってほしい一冊です。


キャリアブレイクは、ただの“休み”ではなく、“人生のリズムを取り戻す行為”だと教えてくれます。


僕自身、今後キャリアブレイクを選ぶかどうかはわかりませんが、「働き方」や「生き方」に疲れたとき、勇気を持って立ち止まることも、立派な“戦略”なんだと知ることができました。


あなたも、心の奥でモヤモヤを抱えているなら一度この本を開いてみてください。


きっと、自分だけのキャリアの地図を描くヒントが見つかるはずです。


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